大切なものを喪って

天体写真の撮影機材を処分し娘のように可愛がってきたはなちゃんを喪って暫くは何をするのも虚しく感じました。

それより二年前に父を亡くしていましたが、その時よりも精神的なダメージは大きかったように思います。

天体写真機材を処分したことは今も時々後悔することはありますが、それよりも止めて正解だったと思うことの方が圧倒的に多いです。

趣味にそういう考えを当てはめるのはナンセンスかもしれませんがコスパ・タイパという観点ではダントツに正解でした。

コスパという点ではやがてそうとも限らないという現実に直面するのですがそれは後述することにします。

 

はなちゃんを亡くしたことは本当に堪えました。何を見てもどこへ行ってもあの子のことを思い出してしまうので昨年の今頃は現実感がありませんでした。

特にカミさんは今も事あるごとに涙を流したり声を詰まらせたりすることがあります。

 

それでも、遺された我々は生きていかなきゃなりません。ただ悲しみに暮れているだけではお空のはなちゃんが悲しむだろう。そう自分に言い聞かせて・・・